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2022年7月  第296回山行記録



   

燧ヶ岳・至仏山                                                              

実施日:令和4年7月30日(日)~ 8月1日(月)
参加者:15名、(男性4名 女性11名)
リーダー:中野(L)、青木(SL)、 記録:中野、渡辺、 写真:中野、青木

 今回は尾瀬国立公園にある広大な尾瀬ヶ原を挟んで、北側に威容のある燧ケ岳、西側に柔らか
な姿を見せる至仏山の二山を訪れることにした。30日は大清水から入り三平峠を経て尾瀬沼湖
畔にあるゆかりの長蔵小屋に宿泊、31日は燧ケ岳に登頂、長英新道を登り、ミノブチ岳
(2234m)、爼嵓(マナイタグラ、2346m)を経由して最高峰の柴安嵓(シバヤスグラ、
2356m)に至る。下山は見晴新道を経て尾瀬ヶ原中央にある龍宮小屋まで。1日は至仏山に
登頂、早朝の尾瀬ヶ原を横切り、山の鼻を経由して山頂(2228m)に至る。山頂一帯の蛇紋
岩層は高山植物の宝庫となっている。それから小至仏山(2162m)を経由して鳩待峠に下山
した。この3日間は天候に恵まれ、特に梅雨明けの尾瀬に特有の午後に天気が急変することもな
くすべて晴天であったことは何よりの幸いであった。

7月30日(土)  晴天
 大清水→一ノ瀬→三平峠→尾瀬沼→長蔵小屋 
12:30 大清水に到着、ここから低公害車に分乗する。前日の大雨による復旧工事も完了し
              ており問題なく運行できた。
12:50 一ノ瀬に到着、出発準備をして全員で記念撮影。
14:00 登山開始後しばらくはつづら折りの道を歩く。途中から樹林帯の中をなだらかに
              上る木道の道となり、その先に三平峠(1760m)がある。峠は樹林帯に覆われ
              ており眺望はない、ここで小休止。
14:10 三平峠を出発、約15分で尾瀬沼山荘に到着、このあたりから目の前に尾瀬沼が
              広がりその奥に燧ヶ岳が聳える。そして尾瀬沼周回歩道に入りしばらくして長蔵小
              屋に到着。
14:50 長蔵小屋は尾瀬を開拓した平野長蔵氏が昭和9年に開設した古くからの小屋、こ
               こに一泊した。受付後、近くの大江湿原まで周辺散策に出かけた。キンコウカが群
               生しており、ニッコウキスゲ、コバギボウシ、コオニユリ、オゼミズギク、オタカ
               ラコウ等多くの植生に出会えた。
17:30 夕食はハンバークにポテト、落ち着いた時間となる。一部の有志は再度の周辺散
              策に出かけた。20:00には就眠。

7月31日(日)  晴天
 長蔵小屋→長英新道→ミノブチ岳→俎嵓→柴安嵓→見晴新道→見晴→龍宮小屋

5:00 長蔵小屋出発、大江湿原手前から見る早朝の燧ヶ岳が美しい。ここから長英新道に
            入る。樹林帯に覆われた長い登山道をひたすら歩くこと約2時間、尾瀬沼を見渡せる
            ところまできた。ここで小休止、微風がすがすがしくて気持ちが良い。
8:00 最初のピ-ク、ミノブチ岳(2234m)に到着、ここで記念撮影、眼下に尾瀬沼
            が一望でき、遠くに日光白根山が聳えている。
8:55 第二のピーク俎嵓(マナイタグラ、2346m)に到着、山頂には小さな祠と三角
            点がある。多少狭くまた霧も出てきて視界不良のため小休止をして出発する。ここか
            ら先は一旦鞍部まで下り、急斜面を登りきると対面にある柴安嵓に到着する。
9:40 燧ヶ岳最高峰の柴安嵓(シバヤスグラ、2356m)に到着。燧ヶ岳山頂の標識が
            ある。ここで昼食休憩とした。霧も晴れて眺めも良く、西方向には尾瀬ヶ原とその先
            に至仏山、南東方向には百名山の日光白根山と皇海山が見渡せた。最後に記念撮影を
            して下山の準備をする。
10:10 見晴新道から下山を開始する。岩が多くて急斜面が続くので慎重に歩行する。中
               腹に差し掛かる頃から至る所に「ぬかるみ」が現れ、大変滑りやすく悪戦苦闘した
              下山となった。しかし見晴分岐まで来ると木道の歩道となり歩行ペースも回復、一
              路見晴に向かった。
14:00 見晴に到着、後方からの3名は14:30分に到着した。ここには見晴小屋と売
               店があり、身の回りを整えザックの整備をするなど歩行調整もできる良い休憩場所
               であった。 じっくり調整をする。
15:25 尾瀬ヶ原の木道を西に進み龍宮小屋に到着、その後すぐに風呂に入る。
17:30 夕食はサラダ、野菜と魚を中心とする思った以上にリッチな夕食であった。ビー
              ルを飲んで乾杯。20:00には就眠。

8月1日(月)  晴天
 龍宮小屋→山の鼻→至仏山→小至仏山→鳩待峠

5;00 龍宮小屋出発、朝靄で幻想的な風景を見ながら進むと、朝コーヒーを楽しむ山ガー
            ル達から熊の目撃情報を聞く。さらに進むと食べ散らかされた水芭蕉の実が木道に落
            ちていて、先ほどまでここに熊が居たことを知る。
6:00 牛首分岐を少し過ぎたところで池塘に映る「逆さ燧」に感動。皆、昨日登った燧ケ
            岳を水面越しに撮影。
6:25 山の鼻に到着。ここでトイレ休憩と看板前での記念撮影を行う。
8:50 登山道には色々な高山植物が咲いており目を楽しませてくれた。休憩時には振り返
           ると尾瀬ヶ原と燧ケ岳がくっきり見えて、昨日からの山行ルートを見渡すことができた。
10:32 至仏山山頂(2228m)に到着。360度のパノラマに感動。ここで少し長い休
              憩(昼食)と記念撮影を行う。当初天気が心配されたが、山頂で晴天は気持ちがいい
              ものである。
11:10 下山開始、急な岩場が続くため慎重に進んでいく。
12:05 小至仏山(2162m)に到着。2つのグループに分かれて山頂で記念撮影。
14:15 鳩待峠に到着。多くのメンバーが名物の花豆ソフトに手を出す。少し移動したとこ
               ろにバスが待機しており、ここで着替えて帰路についた。

2泊3日の尾瀬燧ケ岳・尾瀬ヶ原・至仏山の山行は大変良い山旅になりました。
 コロナ感染が拡大しており不安な一面もありましたが、全員無事に静岡・清水に戻り安心
です。皆様ご苦労様でした、そしてありがとうございました。


    
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長蔵小屋に到着
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長英新道を登る
                                              
   
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燧ヶ岳山頂、後方に尾瀬ヶ原



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         見晴らしから尾瀬ヶ原に入る

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尾瀬ヶ原の逆燧
  
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蛇紋岩を登る

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至仏山へ一方通行の登り

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至仏山山頂
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小至仏山山頂