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2023年12月 第318回山行記録
| 富士見山実施日:令和5年12月10日(日)参加者:21名(男性9名 女性12名) 担当リーダー:熊谷 サブリーダー : 中野、石上、大石 南アルプス前衛の櫛形山、源氏山、御殿山と南下した末端に位置し、富士山の眺望が優れ た富士見山。平須登山口から登り堂平に下山する今回のコースは、道標がよく整備されて いる。しかし、崩れやすい狭い道など注意しながらの登山となった。 6:10 静岡駅南口を出発、マックスバリュ清水駅前店前を経由し、清水いはらICより高 速道路へ。道の駅なんぶでトイレ休憩後、中富ICから平須登山口へ。 8:00 平須登山口:標高690m出発。ヒノキの保安林の中を登る。道が落ち葉で覆われ ており、石や踏み抜きに注意して登る。つづら折りの道をひたすら登る。 9:23 標高1170m、振り返ると毛無山の後ろに富士山の頭が見える。 ここから注意の必要なトラバースがある。鎖とロープのある涸れ沢と、崩れやすい狭い道 (2カ所はロープあり、1カ所はロープなし)。石上さんに足場を作っていただき全員無 事に通過する。つづら折りの急登では、上部の登山者から落石があり注意が必要だった。 10:25 標高1370m、広葉樹の明るい林を登り、左側に崩壊地が見えてくる。 11:12 分岐:標高1627m、尾根に出て富士山と南アルプス方面の視界も広がる。 11:25 富士見山展望台:標高1630m、展望台の標識と、奥の院の赤鳥居と祠がある。 東側が開けており毛無山と大きな富士山、手前に富士川と身延町が見える。西側には、木 々の間から北岳と間ノ岳が見えた。 山頂までは、急勾配の痩せ尾根を下り、アップダウンを3回繰り返した。 11:55 富士見山山頂:標高1640m、山梨百名山の標柱と三角点がある。 富士山や赤石岳、悪沢岳などの眺望を楽しみながら昼食を取った。 12:30 下山開始、堂平分岐までは明るい主稜線を歩く。分岐から先は陽が当たらない。 13:20 堂平分岐:標高1590m、ザラザラと滑る急坂を折り返しながら激下る。傾斜 が緩むとブナの大木がある広葉樹林を抜ける。 14:10 標高1250m、このあと道が崩れている急斜面のトラバースがある。ロープは あるが中継点がなく、2名が足を踏み外した。幸い自力で復帰できたが肝を冷やした。 14:45 標高960m、ヒノキとスギの植林地を下る。紅葉と黄葉の木が数本あった。 15:13 堂平へ下山、15:18バス駐車場に到着。 累積標高1140m、距離8.2kmの山行だった。 帰路は道の駅なんぶで休憩後、16:50清水駅ロータリー着、その後静岡駅に帰着する。 感想 当日の電車が運休し1名参加できなかったのは残念でした。全員無事に下山できたのは 本当によかったです。富士見山の名前の通りすばらしい富士山が見え、さらに、雪の南ア ルプスが間近に見えて美しかったです。個人的には、体力と技術の向上が課題と思いまし た。レベルアップしたのちに、季節を替えてまた登りたい山です。 熊谷リーダー、中野サブリーダー、技術面でアドバイスをくださった石上さん、大石会 長、みなさま、ありがとうございました。 (記:石原)
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