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SMC静岡マウンテンクラブ

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2015年 12月  第182回山行記録



  長者が岳・天子が岳
                          行程図はコチラ
  実施日:平成27年12月6日(日)   天候:晴               
   参加者:25名 男性:10名 女性:15名     
  担当リーダー:山本(幸)、稲葉     レポート:佐藤

   
  静岡の人が山に出かけるとき朝霧街道は52号線に次いで利用度が高いのではないか。今年も何度か上下した。その度に西側の毛無山塊のドッシリとした山並みの南になだらかな稜線、時に尖った山頂を見せる私にはちょっと小粋に見える山がある。その長者ヶ岳、天子ヶ岳に結婚前の家内と登った記憶がある。マイカーなど雲の上の時代、乗り合いバスで田貫湖へ。そこからピストンしたはずなのに家内には記憶が無いと。「別のひとと登ったのじゃ無い!」疑惑の晴れぬまま私にとってはほゞ半世紀振りの山だ。
 
 静岡南口を定刻に出発。晴れて風もない。東の空が薄いピンクに焼けている。新東名清水Pで休憩後新富士IC。まだらに冠雪した富士が正面に大きく厳しく屹立。バイパスはさしたる混雑もなく田貫湖登山口駐車場へ予定より早めに到着。
 釣り人やカメラマンで駐車場はいっぱい。湖面には幻想的な静けさを湛えた富士が大きく写し出され揺れている。
 Kさんのリードで念入りにストレッチ、お蔭で体が軽くなる。小田貫湿原ルートを避けて駐車場より公園のように整備された木の階段を長者ヶ岳目指して歩きだす。 暗い植林地を抜け明るい雑木林へ続く階段の登山道は私には歩きのペースが早くちょっときつい。風も無く鳥の声もない、振り返ると林間に朝日を浴びた富士が穏やかに立ち背を押してくれてるようだ。
 落葉林の山道を昇り詰めると展望が開ける。正面には富士が薄墨色の裾野を大きく広げ圧倒的存在感。さらに林に続く登山道を登る。良く整備された登山道の傾斜の緩い歩きは楽しく快適だ。前方が開け登りきると長者ヶ岳山頂。眼下に田貫湖をおいて正面の富士は初冬の青空を背に薄絹の雲を棚引かせて優美な姿を惜しげもなく見せている。振り返れば南アルプスの銀嶺の連なり。それは北岳から荒川三山へと続き、遥かな遠くの鋭鋒は塩見岳とか。あの山々を歩き回った日々を懐かしく思い出し見飽きない。

 
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富士山大沢崩れと田貫湖
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富士山と田貫湖をバックにスタート
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眼下に田貫湖が
 
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めいめい小休止
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長者
岳山頂
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樹林の向こうに南アルプスの白い峰々が
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天子ヶ岳山頂
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分岐道標

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落ち葉を踏んで 下り坂最高!
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(おまけ) 白糸の滝
 ふと鳥の声、一羽のツグミが盛んに何かを啄ばんでいる。壮大な山岳風景をバック
にこの時期大きく群れる鳥がたった一羽で動き回る姿に何故か心が鎮まるのを感じた。
天子ヶ岳へ向かって一度は山道を下る。明るい落葉林が続き気分はさわやか。
 女性リーダーの所為? 常の山行に比べてお喋りも少なく静かで行動が滑らかに感
じる。
 次の林を越えたらピークかと何度か思い違いしながら思った以上に時間が掛かって
天子ヶ岳山頂。明るい林に囲まれた広場、展望は無くちょっと下って三々五々散ら
ばって昼食。すぐ上空を悠々とパラグライダーが舞っている、見上げるメンバーの顔
は皆穏やかで緊張感が無い!空を舞う人はどんな思いで見下ろしているのだろうか?
 下山道は長い下り坂、平坦な道がなくただひたすらに下って行く。漸く林道に出合
いなお下るとバスの待つへ。すぐに乗り込んで白糸の滝へ向かう。
 新装なった白糸、音止の滝を観光。いつしか姿を消していた富士の一角の雲が大き
く空いて雪と荒々しい岩肌を見せ、先ほどまでとは違った厳しく荒々しい冬山の姿を
見せる。
 心地よい疲れを天母の湯で癒し、支度がノロく食堂での生ビールは諦め、差入れの
ビールを車内に持ち込みゴクリと暫し満たされた至福を味わう。清水組は清水駅で下
車、早めに無事帰宅。いつもの見慣れた富士山、その刻々の変化をまじかに感じなが
らの素晴らしい山行でした。天子ならぬ天女のようなお二人のリーダー、とても楽し
い山歩きを有難うございました。「s」

「行程」
静岡南 6:30 新東名清水P 7;00 新富士IC 7:25 田貫湖登山口 8:05 展望地 9:15
長者ヶ岳 10:20 天子ヶ岳 11:25~12:00 林道出合 13:50 左折 14:00 
白糸の滝 14:15~14:45
天母の湯 15:00~15:50 富士IC16:20 清水IC 16:40