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2025年4月 第338回 山行記録2
| 小笠山 Bコース実施日:令和7年4月20日(日)参加者:13名(男性4名 女性9名) 担当リーダー:渡辺雅 サブリーダー: Bコース担当 石上 C班(リーダー渡辺:男2名、女5名)、D班(リーダー石上:男2名、女4名)の2班に分割 掛川市のほぼ中心に位置する標高265メートルの小笠山は丘のように低い山ではあるが、複雑な地形 と多様な植物群や野鳥の宝庫としても有名であり、山頂からの眺望も素晴らしく、1年を通して多くのハイ カーで賑わい、「静岡の百山」にも紹介されている人気のスポットである。 (コース概要) 8:31 菩提ふれあい公園 リーダーを先頭に各班に分かれて出発 9:30 三ツ峰山頂 尾根道の両側の鋭く切り落ちた斜面に注意しながら慎重に歩くこと約1時間、木々に覆われあまり眺望の良くない標高216mの三ツ峰山頂に到着。ここで暫し休憩。 10:07 腹摺峠 小刻みなアップダウンを繰り返し、その名が街道を歩く牛の腹が両側の岩で擦れたことから付いたと言われる腹摺峠に到着。周囲が鬱蒼とした湿気の多いような窪地であり、次の展望台に移動。 10:58 東経138度展望台 日本の真ん中にある展望台からは、掛川市街地や遠く南アルプスの山々が一望できる。 11:40 六枚屏風 このコースの目玉である六枚屏風。高さ10mほどの天然の切り通しのトンネルはまさに圧巻。雨に浸食されて出きたそうであるが、なだらかな山間に人が一人ようやく通れるほどの裂け目があろうとは。小石がむき出しの岩肌をよじ登り、通過後もしばらく険しい急登が続くが何とか尾根道に取りつく。 12:23 小笠山山頂 スリリングな六枚屏風を無事通り抜け、小笠山山頂ではほっと一息。 12:35 小笠神社 周囲の山々が見渡せる絶景の社務所前のベンチに座り、山談義に花を咲かせながら昼食で空腹を満たす。 15:05 菩提ふれあい公園 小笠神社を後にし、なだらかで分岐が多い下りを進むこと2時間程でチャーターバスの待つ出発地の菩提ふれあい公園に到着。公園の片隅では可憐な藤の花がお出迎え。 6時間半、14kmの行程を無事に終えた。 (感想) なだらかな丘陵地帯のイメージが強い小笠山、豊かな自然が織りなす景観は素晴らしかった。特に六枚屏風は、噂にたがわず他ではあまり経験できない貴重なスポットであった。曇り空の下、心配した雨に降られず、時折指す木漏れ日を浴びたり、鳥のさえずりに耳を傾 けながら、新緑の清々しい森林浴を堪能した一日となった。 この一帯は、戦国末期、遠江の覇権をめぐる武田・徳川の攻防の舞台となったこともあるのだろうか、山道にはやたらと分岐点が多く、道迷いしないよう注意が必要だと感じた。このように様々な変化に富んだ自然環境ではあったが、リーダーの皆さん方には、多用な中、念入りな下見を行っていただき、怪我もなく計画通りの山行が出来たことに深く感謝したい。 記録:服部 (光)
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