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2016年 3月　第185回山行記録

八高山　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　行程図はコチラ

実施日：平成2８年3月27日（日）　天候：晴
参加者：23名　男性：10名　女性：13名
担当リーダー：大川　　サブ：佐藤　レポート：辻

　薄荷とバタ－飴が北の大地のそよ風を届けてくれました。
　Ｋさんの新天地での、ますますのご活躍を期待申し上げます。

　6：00　静岡駅南出発。雨を覚悟した今日でしたが、晴天になりました。北の大地のそよ風が、雨模様を吹き飛ばしてくれました。バスも風に吹かれて出発です。出発してすぐですが、丸子の道の駅でトイレ休憩です。
　7：21　福用駅着。スイス・ブリエンツ駅を模した外観のお洒落な駅です。ここでトイレと準備体操をして、いよいよ登山開始です。駅の前の道路を渡った茶畑の間を抜けていきます。正面に神社があり、左手に民家があり、民家の裏庭？の奥に登山口がありました。倉庫らしき建物に「登山口」と二枚も張り紙がありました。やはり、わかりにくいいでしょう。
　登山口を入ると、すぐに急登です。ジグザグに折れ曲がっているので、少しは登りやすいです。「ここが登れれば合戦尾根OKだね」「北アルプス三大急登より急？！」木々が蔽い茂っていて、木陰が続き空気が冷たかったですが、やはりじわじわと、暑くなってきました。
　7：50　休憩。各自上着を脱いだりして、調整します。急登も、すこしゆるやかな急登になりました。林道と交わる所にくると、山の上とは思えないほどの緩やかになりました。
　8：29　急登をのぼりきり、太陽をさんさんと浴びて暑いお天気なので、また休憩です。
再び木々に囲まれた道を行くと、目の前に無数の伐採された切り株があらわれわした。山側は木々が茂っていますが、道に沿って、切り株は果てしなく続き、広い平野部も出現しました。
　9：00　馬王平。馬に乗った王子さまが出現したといわれています。ここで15分ほどまったりと休憩です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八高より　ホッと羨望の　なごり雪
　 Oさん　Ｔ　合作

　さあ、あと一時間だ！ファイト！木陰を抜けると、ポカポカ陽気です。うってかわって、遮るものが一切なく日がテンテンと照りつけます。「夏山を思い出す！」太陽を直に浴びて一歩一歩登っていきます。
　9：58　八光神社に着くと、神社の修復をしている人たちが大勢いてにぎやかでした。鳥居を新しく造っていて、鳥居が建つ階段下に二か所穴を掘っていました。神社も綺麗に掃除していました。いつもは、静寂につつまれているでしょう。お参りをして先を行きます。
　おおきな岩壁？と見間違うほどの反射板が、二枚立っていました。思わず、光があったって燃えちゃう！と思いましたが、電波の反射版でした。建てる時は、地元の子供たちが、荷物をもって登り手伝たそうです。フウフウあと半分、自分に言い聞かせます。
　10：35　八高山登頂。八高山は一等三角点です。ちょうど居合わせた年配のご夫婦に記念撮影をお願いしました。時間もまだはやいし、頂上は少しせまいので、先の林道でお昼にします。頂上をあとにします。ここからは、急な下りになります。ストックを長くして、慎重に一歩一歩下っていきます。
　10：25　天狗の座敷。ここの分岐は、わかりにくいので確実に道を確認しましょう。しばらく、くだっていくと、ほどよくできた丸太のベンチがありました。でも近くにつくと、錯覚で、切り株と倒木とが、ベンチにみえたのです。天狗に惑わされたようです。
　10：51　女小天狗。道が二通りありますが、一方はきりたっていて、危険度が高いので、安全な道を行きます。安全といえど、急斜面なので、ゆっくりと落石に注意しながら下っていきます。
　11：00　お昼です。林道の日の当たる場所でお昼にしました。最近お昼ご飯は海苔巻にはまっています。さあ、これから家山まで歩くぞ！！気合をいれます。8キロほど下るからです。林道をてくてくとひたすら下っていきます。
　だいぶくだってくると、茶畑が広がってきました。うぐいすが、すぐ近くで、とてもとおる声で鳴いています。目の前にいるようです。緑の茶畑のあいだをぬって山を下りていきました。寒さがぶり返しているせいか、桜は、まだつぼみでした。
　13：54　家山駅到着。
帰りは、かわね温泉であたたまって帰りました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記録　Ｔ