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SMC静岡マウンテンクラブ

静岡市の山の会---静岡マウンテンクラブへようこそ

2018年 7月  第224回山行記録


 

宝永山から双子山            行程図はこちら          


                                                         

実施日:平成30年7月8日(日)  天候:晴
参加者:24名 男性:11名 女性:13名
 担当リーダー:熊谷  サブリーダー:阿部  レポート:H.I
 

 
静岡駅南口 6:00発 - 静岡IC - 富士川SA6:30着6:45発 - 富士宮口駐車場
(新5合目 2400m)8:00着8:20発 --- 新6合目小屋8:40着8:45発 --- 宝永第一火口縁
9:05着9:10発 --- 第一火口小休止9:35 --- 宝永山(2693m)10:00着10:05発 --- 宝永第
一火口(昼食)10:30着11:00発 --- 宝永第一火口縁11:15 ---  宝永第二火口縁11:20 ---
 御殿庭11:45 休息(12:10~12:20) --- 小天狗塚12:30 --- 三辻12:40 --- 四辻12:55
着13:00発二ッ塚(下双子山)13:10 --- 御殿場口駐車場(新五合目1402m)13:40着13:50
発― ヘルシ-パ-ク裾野入浴14:25着15:30発 ― 裾野IC ― 清水IC(清水組下車16:20) ―
 静岡駅南口


 ワ-ルドカップで侍ジャパンが熱戦を繰り広げていた。8強入りをかけ

た試合で惜しくも3対2と逆転負け。日本中の熱狂も終わりを告げた。そ

れからは、新聞紙面もテレビも西日本の記録的豪雨の報道が連日続いた。
 不安定な天気が続く中、8日の山行が気になった、山行前日リ-ダ-に

問い合わせをしたら「行きますよ~」との事。半ば中止と決め込んでいた

私は、せめて、家を出てから駅に着くまで雨が降らない事を祈りながら支

度を始めた。

 

 8日 バスは予定どうり静岡駅南口を出発。あれだけ心配していた空か

ら雨の兆しなし。よしっ!!
 標高2400m 富士宮口駐車場到着も、思っていたほど寒くない。準備

体操後、新六合目へ向かう。そこらあたりで雨が降り始め衣服を整える。

始めはザックにカバ-だけ…と思いきや、宝永山は風が強いし何やら雨足

も気になる…と結局私はフル装備、全員の支度が整ったところで目指す宝

永山へ。六合目から宝永火口縁へ山道を進む。樹木はなくやがて、富士山

胴部のダイナミックな砂地帯が目の前に広がる、壮大な景色、別世界に迷

い込んだ錯覚におちいる・・。

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           登山口の5合目で。            
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身支度を整えて。
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宝永山を目指して。
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宝永第2火口で。
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風を避けて昼食。
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                                 宝永山山頂で。                     
 
  次第に風も強くなるなか懸命に宝永山に登っていく。5年前、この強風で
前に進めず止む無く引き返した。今年は進む ! 登る !! そしてやっと目の前
の砂地が空に変わった。風が強い!風が強い!! 誰かが降ろしたザックに「飛
ばされるぞ!」「拾いにいってあげないぞ!」と声がとぶ。景色も、この場を
去るのも惜しいが強風に耐えきれず下山。来た道を戻る。第一火口で昼食。
風もなく寒くもなく快適、雨の心配もなくなり衣服も調整。計画では御殿庭
口から幕岩へ向かう予定だったがリ-ダ-より「山の手を歩き双子山方面」
にコ-ス変更が伝えられていたので富士山自然休養林歩道を双子山にむけ進
む。火口縁を下り砂地だけの景色からカラマツ林の景色にかわってゆく。
 林を抜けしばらくすると、双子山の美しい曲線が見えてきた。山道を直進
し、さらに坂道を下り御殿場口新五合目に到着。 温泉で汗を流し帰路につ
く。ハンパない富士山を満喫 !!
リ-ダ-の熊谷さん 阿部さん ありがとうございました。   H・Ⅰ