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SMC静岡マウンテンクラブ

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2018年 10月  第230回山行記録


 

飯降山・荒島岳                                          


                                                         

実施日:平成30年10月20日(土)~21日(日)  
参加者:16名 男性:6名 女性:10名
 担当リーダー:廣澤和嘉顧問   
 



 ♪歩こう 歩こう わたしは元気♪
10月20日(土)
 静岡マウンテンクラブ第230回登山は福井の飯降山、荒島岳を目指

します。今回はマウンテンクラブの廣澤顧問をリーダーとし、新ハイ

の5名の皆さんを含め総勢16名。新ハイのバスに乗り込み新東名を西

へ。浜松SA、東海北陸道の白鳥ICから国道158号を一気に道の駅九頭

竜まで。お昼休憩の後、急遽、静岡に戻ることになったO石さんを大野

駅まで見送り、飯降山登山口に到着。

 簡単な自己紹介の後、顧問を先頭に登山道へ。顧問曰く「新ハイの

山行はフリーだからね。」置いて行かれたら……と不安な気持ちでスタ

ート。道は滑りやすい坂道。戌山城址の分岐を過ぎ4合目の標識から

道は九十九折れの急登になりぐんぐん高度を上げていく。振り返れば

木々の間から大野城が見える。ホウノキ、クロモジ、天ぷらにすると

美味しいコシアブラの混じるブナの自然林が広がる。それぞれに顧問

の説明がある。

 8合目から岩が目立つ道になりテレビアンテナのあった場所を過ぎる

と明るいブナ林が広がる尾根に出る。まだ黄葉の盛りには少し早いが、

それもまた風情があり美しい。急坂を登ったところに作業小屋?のよ

うな建物が。入り口に「お賽銭」の文字。ここが御嶽神社。神社を過

ぎて進むと「大師お手植えの松」が鬱蒼と茂っている。三角点からひ

と歩きで飯振山884.3mの山頂に出る。祠がありその前には「家内安

全」「安産祈願」などが書かれた小石が沢山積み上げられている。

 南東方向に展望が開け、明日登る荒島岳が見える。大野盆地は江戸

時代に出来た干拓地でパッチワークのような田畑が広がっている。

 「飯降山は大野盆地を守る“風よけの山”」と顧問。来た道を戻る。

道は滑りやすく慎重に下る。登山口に無事にたどり着きバスで今晩の

宿、こし路荘に。到着時間が予定よりも大幅に早かったので各々、夕

飯までの時間、大野の街の散策や大野城見学、買い出しに出かける。
 夕飯は舞茸、しめじたっぷりの鍋。名物の里芋の煮物、山盛りの越

前そば、カニ等々。明日は4時半に朝食、5時出発とのことでお腹一杯

になって早々に部屋に引き上げる。お風呂、暖かい布団でゆっくりと休

むのは幸せですね。

 

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           これから飯降山登山            
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九頭龍道の駅
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気持ちの良いブナの森


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                        飯降山山頂(884m)                      
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天空の城 大野城
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こし路荘の鍋パーティ
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荒島岳への稜線を行く
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荒島岳山頂(1523m)
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遠く白山を望む


 
10月21日(日)
 4時半から朝食。時間は旅館というより山小屋。こし路荘の皆さん朝早
くから、ありがとうございます。朝食も盛り沢山。そのうえ山盛りのチョ
コレート、バナナ、ミカンを頂いてバスに乗り込み5時に出発。空には星。
いい天気が期待できそう!
 暗い中、中出登山口へ向かう。駐車場でトイレ休憩をしながら明るくな
るタイミングを待つ。林道をさらにバスで進む。バスを降り林道を歩き始
めるとだんだんと明るくなる。本当に時間の無駄がない顧問の采配。新ハ
イの方たちの手際の良さ。見習うことが一杯です。
 イタヤカエデはまだ色づきはじめたばかり。登山道を1時間ほど登り詰め
ると顧問がいつも休憩するという場所に出る。ふもとの山々は雲海に覆わ
れて幻想的な雰囲気。虫食いのガマズミの葉が紅葉して可愛らしい。おお
こば展望台という展望がない所を過ぎブナ林にでる。朝日が差し込み気持
ちのいいブナ林の中、撮影大会が始まる。小荒島岳への分岐から北へ2分ほ
ど行ったところが1186mの小荒島岳。
 山頂は360度の展望が広がる。まだ雪を冠っていない白山連峰が真近に見
える。分岐まで戻り、シャクナゲ平へ。シャクナゲ平は勝原コースからの登
山道が合流している。勝原から来た人によると台風24号の影響で、あの「ト
トロの木」で有名なブナの巨木も倒れてしまったとか。
 佐開への分岐を過ぎ、ひと登りすると前荒島、ここから「もちがかべ」と
いう急登に差し掛かる。「ゆっくり登って行けば大丈夫。帰りの足場も確認
しておくといい」とアドバイスを頂く。段差が大きく歩きにくいが鎖や木に
つかまり一気に登って行く。
 笹の中をゆっくりと登ると荒島岳山頂1523.5mに。雲一つない空。御嶽
山が遠く霞んで見え、白山連峰が大きく見える。昨日登った飯降山も小さ
く見える。経ヶ岳、赤兎を指して「来年は経ヶ岳をやりましょう。S村会長
には来年、是非来てもらいましょう!!」と廣澤顧問。山頂で昼食。だん
だん“ひずるしく”なってきた。静岡弁講座終了後、今度は慎重に下る。
 勝原から登ってきた登山客とのすれ違いで道は徐々に渋滞。あっという
間に顧問の姿が見えなくなるが振り返って要所で立ち止まり待っていてく
れる。シャクナゲ平まで戻りブナ林の中を勝原に下る。早出のおかげで時
間はたっぷりあり、顧問のお話が聞ける。ブナの苗は街で育て山に戻して
も幹が黒くなってしまうそうだ。白山ベンチで一休みし、「トトロの木」
に到着。やはり根本から大きく横倒しになっている。炭焼きで伐りだされ
たブナから生えるひこばえ、若いブナ林、見上げてもてっぺんまで見えな
いブナの巨木、寒さで凍って幹が割れてしまったブナ、長い時間をかけて
山の木は生まれ変わっていることを感じる。
 スキー場のリフト跡に到着。石の多い滑りやすい道を新ハイのバス目指
して下る。車道に出合い日差しの強い中、最後の道をお喋りしながら下る。
バスに到着、着替えをすませ道の駅九頭竜へ。飲み物、お土産を買い白鳥
IC、長篠設楽原PAを経て静岡に17時20分に到着。静岡では見ることの出
来ないブナ林、福井大野のゆったりとした街並み、アットフォームな、こ
し路荘。マウンテンの山行とは一味違った山行でした。新ハイのスーパー
ドライバーさんお疲れ様でした。新ハイの皆さん、また来年お会いしまし
ょう!廣澤顧問ありがとうございました。 (C.Ⅰ)

10/20
静岡7:00―登山口11:53―飯振山13:35-登山口14:55-こし路荘15:05
10/21
こし路荘5:00-中出登山口5:32-小荒島岳7:32-シャクナゲ平7:58-荒島岳
8:59-シャクナゲ平10:20-勝原スキー場12:30-道の駅九頭竜13:05-静岡