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SMC静岡マウンテンクラブ

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2014年 3月  第146回山行記録


  三ツ瀬明神山            行程図はこちら
                                                    
       実施日:平成26年3月9日(日) 天候:晴れ               
   参加者:25名 男性:15名 女性:10名  担当リーダー: サブ:山我   レポート:佐藤

   
   奥三河の山々は火山活動の後の猛烈な浸食の影響なのか、1000m足らずの山々ではあるが、岸壁、岩稜、やせ尾根、厳しく削られた渓流などなど豊かな表情を持ち趣のある歩きが楽しめる。中でも「三ツ瀬明神山」は秀麗な山容で地元の人達にも人気の山である。今回は乳岩(ちいわ)コースの往復。
 関東から東北にかけては厳しい寒波に覆われるようだが、静岡は薄曇りで風も無い、幸い今日
の天候は晴に向かうようだ。満員のバスは定刻6:00に静岡駅南口を出発。藤枝ICより新東名に入り西へ向かう。7:15 浜松いなさIC。人気のない小さな集落を過ぎてすぐに乳岩登山口8:40。何とか弘法大師と銘打った赤いのぼり旗が出迎えてくれる。軽いストレッチを済ませ、25名一団
となって歩き出す。
 すぐに一枚岩のような桟敷岩。乳岩川の澄んだ流れはその大きな岩盤を時に荒々しく、時にや
さしく流れている。岩の水溜りを避けて上流へ。登山道はひんやりとした静かな森に。カケスが
小さくギャギャと鳴き、ミソサザイが遠慮がちにチリチリと囀る。前方に朝日に輝く白い岸壁、
乳岩が現れる。小さな橋を渡ると乳岩分岐 8:15 行きかう登山者は少ないが大きなザックを
背負った若者が我々を追い抜いて行く。この先でボルタリングを楽しむらしい。水場で清水を一口、コクがあってうまい。一服の岩8:45 沢の左岸を歩き、渡渉すると巨岩が現れる。鬼岩
(おにし)9:30 巨大な岩塔、暗い岸壁面には数々のホールド、これをたよりに若者はよじ登
るのか。が、人影はない。
 
   dc031002
乳岩登山口で。
 
  
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                  朝日に照らされた乳岩。
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胸突き八丁を登る。
 
  
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二段のクサリ場を登る。
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岩に掛かった階段
 
  
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明神山展望台。
140309馬の背         馬ノ背岩を慎重に進む。
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途中からの山頂部。
 
  dc031011
山頂から雪の南アルプス展望
 
   しばらく登るとまたもや大きな岩、傘岩と言うらしい、大きくオーバーハングしている、ここに
何人かの岩登りの人達がいた。登りがきつくなって来た、鬼岩乗越 9:50。10:05是より胸突八
丁の標識。40分ほどをかけて急坂を昇り漸く尾根に出る、胸突き八丁の頭10:45。眼下に鳳来湖
が静かに佇んでいる。6合目10:55 2か所に大きな岩の鎖場、人数も多いし時間がかかる。明る
い林の登山道を昇り、鉄梯子を攀じ登ると岩尾根に出た。八合目馬ノ背岩11:45 岩場、やせ尾
根を行き漸く目指す山頂に。12:00赤い鉄の展望台、苦労して極めた山頂がちょっと遊園地めい
て恨めしい。だが展望台からの眺望は素晴らしい。誰かが遥かな白い山巓の名前を問いかける。
塩見岳から北岳、赤石、聖岳へと南アルプス名峰のすべてが惜しげもなく早春の陽に白い峰々を輝
かしている。
 昼食後往路を下山12:30 眼下の鳳来湖を眺めながら岩尾根を下る。厳しいところに来ると隊
列のスピードが落ちたり止まったり。余裕か?登りの悪戦中には気の付かなかったいろんな物が目
につく。明るい尾根道にはミツバツツジの細い枝先に小さなつぼみ。繁みに入ればシャクナゲの葉
枝の先には花芽が丸く膨らんでいる。6合目13:25。胸突き八丁は下りもきつい。林間にほのかな香り、見れば枝が緑色のクロモジの群生、折れた枝が香しい。クロモジの楊枝で好物の桜餅をなど
と妄想のとたんに左のストックを蹴り折ってしまった。しまったと思ったが後の祭り、怪我の無い
のが幸運と痩せ我慢。30分ほどで胸突八丁をくだると鬼岩 14:30.反対側の岩からはツララが
幾筋も下がり、その傍らにはショウジョウバカマが二株ロゼットの真ん中に早くも花芽を膨らませ
ている。夕日に映える乳岩の岸壁をながめ、清流の一枚岩を歩き下ると登山口。15:45.うめの
湯で汗を流し16:00/16:50 18:30予定より早く無事静岡着。リーダーのお二人ご苦労様でした。「s」