• お問い合わせ
  • サイトマップ
SMC静岡マウンテンクラブ

静岡市の山の会---静岡マウンテンクラブへようこそ

トップページ > 2014年の山行記録 > 8月 蔵王(熊野岳)

2014年 8月  第156回山行記録


  蔵王(熊野岳1,841m)            
                                                    
       実施日:平成26年8月7日夜立ち 8日(土)9日(日) 天候:曇り時々雨               
   参加者:15名 男性:11名 女性:4名  担当リーダー:杉浦 サブ:山本(訓)   レポート:佐藤

   
   10年ばかり前になるのだろう。仲間と車にテントを積んで日本海側の酒田から鳥海山、月山、蔵王、安達太良山と巡り歩いたことがある。その折、確か月山山頂近く、雪原に続く彼方の山嶺のその先に重畳と連なる連峰が斑に雪を置いてあり、その素晴らしさに見とれていた。「あれが朝日連峰です」といかにも山慣れた登山者が教えてくれた。以来朝日連峰は私の心に秘めた山の一つとなった。憧れの朝日岳、久しぶりの避難小屋泊りに大型のザックを取出し早くからシラフ、マット、バーナー、コッフェル、食糧、ミニボトルにワイン等々詰め込み準備万端出発を楽しみしていた。西日本に台風襲来、その影響か東日本の天候もかなりの荒れ模様の予報。
7日22:30 静岡 22:45 清水を出発。新東名、首都高、東北道と北に走る。眠れぬままに無理に目を閉じて眠りを誘う。沼津Pで休憩。星は見えないが雨の様子もない。目を閉じてバスの揺れに身を任す。

 8日 4:20 安達太良SA 早朝にも関わらずすごい人だ。雲は厚いがところどころ薄く見え、希望を持たせる。6:50 月山湖IC 山形自動車道から一般道に入った辺りからバスのワイパーがゆっくりと動き出し、嫌な予感。本降りまでには時間が掛からなかった。7:10 大井沢温泉と看板のある駐車場にバスを止め、対策を練る。温泉場が早朝にもかかわらず開いているので席を移し諸策の検討。朝日岳への登頂を止め宿やレストランの予約と日程の変更を決める。結論は9時過ぎとのことなどで先ずは朝風呂を楽しみ、結果を待つ。旅程の手配変えが何とか出来たようなので、今日は山寺「立石寺」をお参り昼食後蔵王温泉の宿に泊まることになる。 

 11:20 立石寺。「閑さや岩にしみ入る蝉の声」芭蕉の句で有名な山寺。皮肉にも雨が上がってきた。奥の院まで1000段余の石段を汗かきながら登る。暑さに渋団扇を買う人も。 蝉が鳴いている。芭蕉をまねて 「蝉鳴くやうちわ買う人買わぬ人」「山寺や蝉が背を押す石の段」。奇岩や岩壁に掘られた仏像、芭蕉像、苔むした祠、小さな社殿が雪深い地での歴史を偲ばせてくれる。五大堂からは芭蕉も見たであろう景色に感慨もひとしお。12:40 門前の「ふもとや」にて昼食。雨の中今宵の宿蔵王温泉「山形屋」へと向かう。15:00 宿着。さっそく内湯、外湯と蔵王の温泉を楽しむが何しろ熱くて閉口。夕食は柔らかい出羽牛のすき焼きアユの塩焼きやら地元の山菜料理など食べきれないほど。いつもより酒量も伸びず8時前には就寝。
 
   IMG_0578
蔵王観光の目玉「御釜」。
 
  
IMG_0542
立石寺にて「 俳聖 芭蕉像」。
IMG_0543
IMG_0553
 
  
IMG_0557
山寺のシンボル「納経堂」。
IMG_0547(修整1)
立石寺の有名な石段。全部で1,070段とか。
IMG_0574
今回参加の女性メンバー、強者です。
 
  IMG_0571
蔵王連峰の最高峰、熊野岳。
 
  IMG_0569
山頂分岐点で。
 
   9日 思いなしか空は明るい。7:50出発。深い林の蔵王エコーラインに濃い霧が流れ、バスが喘ぎ
ながら高度を上げていく。8:45 刈田岳P 雨を予想して雨具を着ける人や手ぶら同様の人とまち
まちの格好で歩き出す。残念ながらお目当ての「お釜」は濃いガスで見えない。細かい火山岩の平坦
な砂礫道を積雪時の目印木柱に沿って歩く。霧が切れると前方に目指す熊野岳、後ろに刈田岳の山頂
が見えるが一瞬の間だ。9:40蔵王の主峰熊野岳山頂。蔵王山神社がある。記念撮影。ガスの晴れ間に
はるか遠く鳥海山だろうか大きな山塊が見える。月山、朝日連峰、飯豊連峰、吾妻連峰など東北の
主峰が見えるはずだが良く解らない。ルートを変えて下る。
 10:00霧が晴れ眼下に文字通りエメラルドグリーンの「御釜」が目に入る。一同感激の大歓声、
霧の流れ方に由って周囲の岸壁が見え隠れし「御釜」の佇まいに変化を見せる。10:40 刈田岳山頂。
刈田嶺神社にお参り、記念撮影。
 
 10:55 刈田岳P 静岡へと帰路を急ぐ。12:10白石IC 12:25国見P 15:35羽生Pと休憩。
川口JCより首都高/一般道/首都高・東名と乗り継ぎ17:45海老名SA。心配した大きな帰省ラッ
シュにも合わずに19:30には清水IC着。TVのニュースでは大雨の予報だったが幸い雨の来る前
に帰宅できました。
 天候の様子を見ながら行動予定の変更、諸手配の変更等々リーダーの方には大変お世話になり有
難うございました。朝日岳は残念でしたが、山寺や温泉、蔵王の山歩きをゆっくりのんびりと楽し
むことが出来ました。「s」