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SMC静岡マウンテンクラブ

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2011 7月 山行記録 -その3


 
小金沢連嶺 大菩薩連嶺の中の石丸峠から湯ノ沢峠までを小金沢連嶺という

実施日:平成23年7月31日(日)     天候:曇り時々雨、雷雨注意報
参加者:24名  男性:16名 女性:8名

(*登頂せずに温泉で一杯の巻ーーー写真は有りません。)


   北米大陸最高峰、マッキンレーの厳冬期単独登攀成功後に遭難死した冒険家植村直己がこんな言葉を残している。
  「高い山に登ったから凄いとか、厳しい岸壁を登攀したから偉い、という考え方にはなれない。山登りを優劣で見て
  はいけないと思う。要は、どんな小さなハイキング的な山であっても登る人自身が登り終えた後も深く心に残る登山
  が本当だと思う」。 甲斐の国、特に大菩薩周辺の山々の稜線歩きはいつも深く心に山旅の思い出を刻んでくれる。
  2000メートル級の山並みながら、カヤトに覆われた稜線は何処までも優しく、嫋かに延びて静まり快適な山歩きを
  楽しませてくれる。いざ小金沢連嶺へ、そんな強い思い入れがありました。

  東北地方を襲った豪雨は多くの被害をもたらして峠を越したようだが、当地、関東甲信地区での予報は芳しくはない。

  心持空は明るくなってきたようにも思える中、セイシンのバスは東名富士から朝霧、精進湖、中央道から小屋平登山

  口を目指す。車中、マウンテンクラブへの新たな入会希望者の紹介、Kさんの龍爪山遭難者捜索応援の模様などの報

  告のあと、Yリーダーより、重大発表。本日のバスは往き返りが別の車になるので、手荷物をバスに残すことが出来

  ない、各自が背負って歩いて欲しい、と。一時のざわめきのあとはそれぞれが観念したり、工夫したり。その中に雨

  足がきつくなってくる。龍門峡入り口でトイレ休憩、雨は益々酷くなってくる。何となく厭戦気分が横溢。

  Yリーダーより提案。この程度であれば、登山は出来るが、縦走中の落雷が気になる。登山を実施するか否か決を採

  りたいと。挙手採決の結果は登山強行が一名。残りは近くの温泉でのんびりしたいが圧倒的多数。一路天目山温泉へ。

  入浴料は会費からはリーダーの英断。これを堕落と観るか老成、成長と見るかは後世の歴史にその判断を仰ぎたい、

  とは大げさなツイット。

  10時開園の一時間前ながら、リーダーが交渉して、休憩室をセットして貰う。但し温泉は加熱中で10時までは入れ

  ない。ならばと、気のはやる人は早速ジョッキで乾杯、座が賑わう。早くも二杯目、日本酒、酎ハイへとペースは

  早い。10時を待って入浴。一番風呂だ、気分は最高。内風呂、露天風呂をゆっくりと楽しむ。一汗流して宴会組に

  合流。既に大分出来上がっている人もいるようだ。二回も温泉を楽しむ。迎えのバスの到着が早まり13時半には帰

  路へ。時間的余裕があるので武田信玄の眠る恵林寺を見学。静かな佇まい、歴史に詳しいKさんの語りに往時を偲ぶ。

  山門には有名な「心頭滅却」の文字が鮮やかに。「心頭滅却すれば○○にも毛が生える」か、との呟きが聞えKさんに

  熱い視線。牧丘道の駅にて野菜、桃などの土産をゲット。コンビニでアルコールを追加、52号線経由で静岡へ。

  帰りの車内は、Kさんの戦国武将の生き様、Yリーダーの名画「プライベイト ライアン」に見る日米文化の違いの

  講話など知的水準の高いものに交じり、後部座席では漫談もどき、漫才もどきが姦しく盛り上がる。我慢出来ずに

  転寝を決め込んでいる者もちらほら。朝霧高原で休憩のあと一路静岡へ。例によって我侭をお願いして清水駅にて

  清水組は下車させていただく。早めのご帰還ながらいつもの下山後よりも疲労感が強いようだ。健康にはお酒よりも

  山歩きの方が数段良いこと身をもって改めて実感。ご苦労様でした。特にリーダーにはいろんな悪条件の中、適切な

  気配りと采配をしていただき有難うございました。

 「S」