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SMC静岡マウンテンクラブ

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2011 山行記録


 
御正体山 道志山系最高峰 1681.6m

実施日:平成23年6月12日(日)     天候:曇り
参加者:26名  男性:16名 女性:10名
 

 
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南側は良く間伐された針葉樹林帯、北側は美しい広葉樹林に囲まれて間もなく山頂への気持ち良い登りを楽しむ。
 




 
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「雨がやんでくれてよかったですね」集合場所での皆さんの挨拶でした。それほど昨日は全国的に暴風を伴う雨天で、はたして今日の山行が決行できるのか危ぶまれたが、それも杞憂に終わりそうで、リーダーを始め葬式が出たといってドタキャンを考えた人を含めて皆ほっとしたと思います。
さて御正体山の事ですがこれといって特徴はないが写真でみると台形の形をしていてどっしりした雰囲気を持った山である。山中湖北東に位置し道志山塊の中で一番の高さを持つ。一等三角点の山頂まで登山口から約4時間弱のこの行程表を見ると、シンドイと感じたのは私だけか?バスは登山口の山伏トンネル東口を一旦通過し途中の空き地をユーターンしてほぼ予定通り到着。ストレッチ体操をし登山を開始した。
ジグザグを少し登ったらいきなり直登が始まる。20分で一息し又直登が始まる。ふくらはぎに張りを感じ、やばいと心配が治まる。日頃の訓練不足の付けが出たのは明瞭である。やや緩い傾斜地で2回目休息、張りが治まる。まずは石割山との分岐に向けて再び足を踏み出す。約1時間で分岐路に出る。右に折れ山頂を目指す。山つつじ、ウツギ、東国ミツバツツジが目をたのしませてくれる。ほどなく奥ノ岳をやり過ごし更に歩を前に進める。ブナ、ミズナラ、クヌギ等高木の葉末の高みから鳥の鳴き声が耳を転がしてくれ疲れが和らぐ。鳴き声で3種類位い居そうだが、姿はとらえることはできない。ホトトギス、アカゲラ、ミソサザイと、勝手に想像する。再び急な登りが有り中ノ岳につく。バイケソウ、クマザサの露をはらい水を含んだ原生林の古木が涼風をはこんでくれるので、心地よい時間帯でもある。
いつもながら葉間からもれる陽光が林を、新緑を浮かびだし絵画の世界である。これが雨であったらこんな感想はもてない。 太陽に感謝、前ノ岳を踏破した後であったか、リーダーがギンリョウソウをみつけた。小指くらいの大きさで銀白色である。1本だけポツンとあった。別名ユウレイソウともいうそうである。私ははじめてみました。 ようやく御正体山の山頂に着く。12時20分予定通りである。記念写真に納まり、50分のランチタイムとなる。見晴しは良くない。途中の鉄塔の所では左に御坂山地の杓子山、三つ峠山、右に丹沢山地の檜洞丸が青く霞んでみえた。 この文章も時間がないので走ります。帰路の下りで私はヤマシャクヤクを見つけた。私はこの花を初めて見た。予定通り事故もなく白井平分岐から林道を通りバスの待っている御正橋に14時50分到着。下村兄弟コンビリーダーありがとうございました。 直ぐ、明後日座学です。        [K]

 

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変なキノコ?
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ヤマシャクヤク
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ギンリョウソウ(別名 ユウレイソウ)



 ↓ 山行後の例会で参加者に配布される記念写真です。(A4サイズ)

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