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2011 10月 山行記録 -その3


 大菩薩嶺  人気の百名山、富士の眺望と紅葉を楽しむ
              
  実施日:平成23年10月30日(日)   天候:薄曇り
  参加者:26名  男性:17 名 女性:9名
    
  ただ「菩薩」と聞けば、御仏の教えや穏やかな笑顔を思い浮かべるのだが、それに大の字をつけて「大菩薩」となると、何故か寂寥感に満ち陰鬱で虚無な雰囲気を想像してしまう。きっと中里介山の長編小説大菩薩峠の机竜之介のありように思い煩わされてしまうのだろう、私だけの想いであろうか?甲斐の国では大菩薩峠/嶺と三つ峠とは人気を二分するのだそうだ。個人的には大菩薩に軍配を上げる。明るい樹林帯を抜けて笹に蔽われた稜線に立ち、延びやかに続く尾根筋、畳々たる山並みの彼方に聳える富士の高嶺を仰ぐときの感動は抑えきれない。人気の山には参加希望が多い、中型バスの定員いっぱいの26名の参加となる。ザックを膝において、補助席も使って身動きも出来ないほどだ。 
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 6:00 体調が思わしくないと会長が珍しく発車間際となる。静岡ICより東名にのり、富士、甲府南、勝沼経由で上日川峠登山口着9:15.駐車場は満杯、登山客が多い。準備体操を済ませ二班に分けて登山開始。ブナとミズナラの明るい林が黄色に染まり、赤い紅葉が混ざる林道は歩きやすく、快調に進む。9:55福ちゃん荘着。思ったより登山客の姿が見えない。暫く登ると展望の利く場所に。雲海上に薄墨色の富士山が裾を大きく広げ、水墨画を見るようだ。シャッターチャンスとばかり、登山も一時中座。カラマツが薄日に映えて金色に光る。介山荘の屋根が見え出し、直ぐに大菩薩峠10:50.眼下にダム湖が見え、雲海と連なる山々を前景にして富士山が素晴らしい。写真家岡田紅葉がこよなく愛した光景だ。何時までも飽きない。紅葉は盛りが過ぎたのだろう、ナナカマドはすっかり葉を落として、真っ赤に熟れた実だけが山肌に色を添えている。雷岩近くで昼食11:40/12:15.絶景を楽しみながらのムスビは最高の味、Dさんの入れてくれたコーヒーの美味いこと、至福のときを楽しむ。富士の山巓に笠雲が湧き出したなと思ったら、パラパラときた。冷えても来たので雨具を着けて歩き出す。すぐに大菩薩嶺山頂着12:20。展望は無い、三角点にタッチして記念撮影。 
 
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介山荘手前の登りで
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          大菩薩峠からの展望
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峠から親不知ノ頭
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           丸川峠付近の紅葉
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雷岩からの富士山
  丸川峠への下山路はやや険しい。落ち葉が厚く積もり、歩くたびにさくさくと鳴る。深い落ち葉の下に木の根や石が隠れていたりして時にすべる。コメツガやモミの樹林帯、明るいカラマツと落葉木の林、黄、朱色の紅葉が目を楽しませてくれる。長い下りが続く。時々枯葉を打つ時雨の音は秋の深まりと初冬への季節の移ろいを感じさせ気持ちが和らぐ。キョツ、キョツと聞えるのはアカゲラか。カヤトの広場が現われてくると、丸川峠、丸川荘に着く13:45.若い登山者が目に付く。いつも思うのだが山で出会う若者は気持ちが良い。一休止のあと最後の下りへ。明るい樹林帯を下る。ゆっくりとしたペースが程よくて皆元気だ。話し声が林間に響く。大振りなホウノキの落ち葉が登山路を埋めている。登山靴がもぐるようだ。沢の音が大きくなってやがて堰堤に出る。未舗装ながら林道が敷かれている。程なく裂石の大菩薩登山口に、バスが待っている。15:35.楽しみな温泉は大菩薩の湯 15:50/16:30.ビールを仕込んでバスに乗車。満席の上にザックを抱えていたりして身動きが取れない。アルコールは廻るが盛り上がりはイマイチ。でもこれが世間一般では普通のことではないか。日暮れが早く、5時を廻れば辺りは真っ暗、往路と同じ経路でバスは走る。朝霧で休憩、清水組は前列に移り、早逃げのスタンバイ。19:15清水着。全員無事。100名山での紅葉、富士の景観を充分楽しみ、ゆったりしたペースで久し振りに疲労感もあまり無い、ファイルに忘れられない思い出多い山旅の1ページが増えました。リーダーのお二人お世話になりました。皆さんご苦労様でした。「s」
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         気持よい尾根歩き
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        颯爽とリーダーの雄姿
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