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SMC静岡マウンテンクラブ

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2012年 3月  第109回山行記録


 雨ガ岳  標高1,771m、 3.11慰霊者への鎮魂を胸に
              
  実施日:平成24年3月11日(日)   天候:晴れ時々曇り     マップはこちら      
  参加者:27名  男性:16 名 女性:11名
    
  故あって今年最初の山歩き。心浮かれ逸るも、一年前の今日はあの忌まわしい大震災発生の日、犠牲者への鎮魂、一日も早い復興を願って心して歩こうと秘かに想う。朝霧高原、本栖湖あたりは遠い若い頃の野遊びの場であった。テントを担いだり、カメラ、双眼鏡を携えて良く歩き回ったものだ。雨ケ岳は富士の対面にあって毛無山塊の中でも頂部分が平に見えて、その付近を猛禽類が飛翔するのを視るのが楽しみだった、仲間の誰もが当時登山の対象の山とは思わなかった。今回、初めての山である。それも雪山。 
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  ゆったりと大型バスで清水IC/富士IC経由139号線を北へ。昨夜までの雨は山では雪であったようだ。愛鷹山塊の稜線は白く、雪に覆われた姿の良い天子ケ岳や存在感のある毛無山がバスの正面に見える。目指す山は雲に隠れているのか見えない。富士山山麓の森も雪に覆われている。朝霧道の駅で休憩後登山口へ。
8:10 本栖湖キャンプ場に着くもゲイトは冬季閉鎖中。止む無くバスを捨て湖畔を登山口目指して歩くことになる。道路はうっすらと雪に覆われているが歩きやすい。静かな湖面を右手に見て快調に歩く。所々に落石が散らかっている。8:50 登山口着。9:00 Mリーダーを先頭に登山開始。暗い植林地を往く。檜林にカラマツやツガが交じり、雪は鹿の子模様。植林帶を抜けると積雪が多くなってくる。振り返れば、白い樹氷の彼方に本栖湖が鎮まっている。右手の斜面はかなりの積雪なのだろう隈なく真っ白。時々に射す薄日に大きく張った樹氷が輝き、はらはらと雪片が舞う。明るい樹氷の林が続くが、段々とスピードが落ちてくる。積雪は膝まではあろうか。サブリーダーの役得?で踏み固められた登山道は歩きやすく、トップはきついだろうなと思いつつも久し振りの雪道を楽しむ。更にスピードは落ちてくる。予定より大分遅れて端足峠着 10:45.
 
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  頂を雲に隠した富士山をバックに記念撮影。頂上に向かって歩き出すも雪は益々深くなってくる。足の強い男性を先頭集団に配するも、動きは悪い。見かねてかクラブきっての山岳人Oさんが、アイゼンを装着して先頭に。ラッセルOさんに期待が集まる。雪は膝上までになってきた。突然先頭集団より、撤退!下山!の声 11:20.積雪量の多い急斜面を前に、全員アイゼンを着けて頂上に向かうか、危険を避けて下山をするか、判断に苦しむリーダーが周囲に諮ると、苦を避け楽を求めてやまないメンバーは一致して「下山、温泉、ビール!」となったようだ。リーダーの苦渋の決断に粛々と従う振りをして内心はほっと、ニンマリ。下山となれば腹も減る。雪原を踏み固めて昼食 11:20/12:00.下りは殿のサブが先頭。安全を期してアイゼン装着。踏み固められた登山路を一気に端足峠まで爽快な歩き、12:10着。ここで往路とは別の貯水池、遊歩道方面への下山道を下る。雪が湿っているのでアイゼンに雪がくっつき歩き難い。植林帯に入ると雪も疎らになってきたので、アイゼンを外す 12:30.遊歩道との分岐点には12:50.貯水池を経て国道筋へ。バスには迎えに来てもらい全員無事に乗車 13:30.道の駅では安い野菜を仕入れる人も、運転手もしっかりと土産を買っている。リーダー推薦の「天母(あんも)の湯」14:10/15:10.露天風呂は貸切状態でのんびりと話が弾む。
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  14:46.放送で震災慰霊の黙祷の呼びかけ。着替えの途中ではあったが、神妙に一分間の黙祷。
薬草湯の効果か、体がいつまでもほかほかと温かく汗が引かない。湯上りのビール、最初の一口が堪らない。飲みかけをもってバスに。Mさんはリーダーの重圧?からかアルコールは控えている。来る総会の話、今年の山行計画と話題は尽きないがバスは順調に往路と同じルートで静岡へ向かう。16:20には清水駅に。清水組は早々に降ろしていただき無事に帰宅。本年度最後の山行も楽しく無事に終わることが出来ました。ありがとうございました。 「s」