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SMC静岡マウンテンクラブ

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2012年 8月  第117回山行記録


 富士山お中道       標高2,400mの「信仰の道」
                                      
                                   
                                        

  実施日:平成24年8月25日(土)
  天候:晴れ         
  参加者:21名(ゲスト2名含む)  男性:13 名 女性:8名
    
    富士山の魅力は、山頂から御来光を眺めるだけじゃないさ、山麓、中腹にも素敵な所がいっぱいさと、今回の山行は、「通」を大勢抱えるSMCならではの企画である。6月の「村山古道」に引き続いて、山梨県側の「お中道」を巡る。なお、11月には「青木ヶ原樹海」を探検するそうである。「お中道」とは、富士山中腹の2300m~2800mを一周する約25kmの古道であり、富士山に3回以上登頂経験のある者にのみ許された最上級の修練の道だと伝えられている。現在では、大沢崩れの崩壊が進み、道は寸断されている。 
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お中道から富士山頂を望む
  午前6時、マイクロバスは静岡駅を出発、清水ICから東名御殿場ICへと走行する。雲ひとつない快晴で、車窓から富士山も鮮明に望め、今日の山行に期待が高まる。御殿場から東富士五湖道路を経てスバルラインへ、スバルラインでは何台か登行する自転車を追い越した。ちなみに自転車の通行料は往復200円だそうである。スバルライン途中から、5合目駐車場を目指す乗用車で渋滞が始まった。バスは優先的に走行できてよかった。8時45分に奥庭駐車場に到着、日差しは強いが標高2240mの風は心地良い。9時5分、ここからお中道に向けて登りを開始する。
 9時30分にお中道へ合流、しばらく進むと視界が開けた。南アルプスの大展望である。「あれが北岳」、「あれが赤石岳」等々声が飛び交う。南アルプスの右に八ヶ岳、そして奥秩父が連なっている。これだから山はやめられない。素晴らしい景観に皆々感動した。大展望の余韻に浸りながら、反時計回りに大沢崩れを目指す。ダケカンバ、ナナカマド、コメツガ等の亜高山帯の樹林の中を進む。シャクナゲも密生している。所々、高山植物も咲いている。黄色い花、赤い花、紫の花・・・あとで聞いたところによると、メイゲツソウ、オンタデ、ヒメシャジン、ベニバナイチヤクソウ等であった。滑沢、仏石流し、一番沢等の沢を通過し、10時50分に大沢崩れに到着した。
 標高約2300m。ここには国土交通省の作業小屋があるが、大沢崩れを眼前に眺めるには、なお5分ほど下る必要がある。皆、そこまで行ったが、残念ながらガスが立ち込めていて、大沢崩れの全貌を見ることはできなかった。
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南アルプスの全貌が拝める
  ここで昼食とし、11時33分に出発した。もと来た道を時計回りに奥庭駐車場まで戻る。途中、何グループかの登山者に出会った。「通」は我々だけではなかったようだ。13時15分、奥庭駐車場へ到着した。ここで希望者は奥庭一周の旅へ出発。「奥庭」は、富士山の寄生火山上にあり、風雪に耐えた樹齢100年以上のカラマツ、コメツガ、シラビソ等が矮小化して、自然の庭園を造っている。少し下ると売店があった。売店の横に、そして店の中にも何十台かのカメラが据えられ、何かを狙っている。聞いてみると、「ウソ」(鳥)を撮るのだそうな。ウソかホントか。(←言うと思った)売店から奥庭の展望台に向かった。天気は良いが周りの山々は見えなかった。富士山の山頂も雲の中だった。奥庭駐車場へは14時に帰着し、皆を乗せてマイクロバスは14時15分に出発。帰りは(国)139号線経由である。途中「天母の湯」で汗を流し、ビールで渇きを癒し、静岡へ向かう。バスの中では、当会きっての歴史通であるK氏の独演会が始まった。今回の山行は、天候に恵まれ大展望も享受することができ、また、大沢崩れの一端にも触れることができ充実した時を過ごすことができました。企画されたリーダーの方々に感謝します。(S.O)
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シャクナゲの季節にまた来てみたい。
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滑沢を越える
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大沢崩れの小屋前で
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奥庭を見下ろす
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